ストキャスティクス
【強い上昇サインの探し方】
移動平均線 | ・短期線が長期線を垂直に近い角度で上に抜ける |
MACD | ・MACD線がシグナル線を垂直に近い角度で上に抜ける ・ゼロラインよりも下に離れた場所でクロスする |
ストキャスティクス | ・短期線が中期線を垂直に近い角度で上に抜ける ・ゼロに近い場所でクロスする |
ダマシに備えて損切り注文を出す
ダマシに備えて損切り注文を出しましょう。
どんなサインでも100%予測通りの値動きになるとは限りません。
他のインジケーターと組み合わせる
ひとつのサインだけで判断せずに、複数のインジケーターを組み合わせましょう。
サインの精度が高まり、予測の的中率があがります。
なれないうちは 分析をサポートするツールの利用がおすすめだわ。
クロスが発生するインジケーターと相性の良い組み合わせ
①移動平均線 と RCI
②MACD と ボリンジャーバンド
移動平均線とRCI
移動平均線 | RCI | |
上昇(買い)のサイン | ・ゴールデンクロスの発生 ・短期線が長期線を垂直に近い角度で上に抜けるほど強い | ・RCIが上昇し、-70を上に抜ける ・RCIが垂直に近い角度で上に抜けるほど強い | ストキャスティクス
下落(売り)のサイン | ・デッドクロスの発生 ・短期線が長期線を垂直に近い角度で下に抜けるほど強い | ・RCIが下落し、70を下に抜ける ・RCIが垂直に近い角度で下に抜けるほど強い |
MACDとボリンジャーバンド
MACD | ボリンジャーバンド | |
上昇(買い)のサイン | ・ゴールデンクロスの発生 ・MACD線がシグナル線を垂直に近い角度で上に抜けるほど強い ・ゼロラインから下に離れた場所で発生するクロスほど強い | ・バンドが収縮している状態で、ローソク足が+2σを上に抜ける ・ローソク足が+2σを上に抜けた後のバンドの拡大が大きいほど強い |
下降(売り)のサイン | ・デッドクロスの発生 ストキャスティクス ・MACD線がシグナル線を垂直に近い角度で下に抜ける ・ゼロラインから上に離れた場所で発生するクロスほど強い | ・バンドが収縮している状態で、ローソク足が-2σを下に抜ける ・ローソク足が-2σを下に抜けた後のバンドの拡大が大きいほど強い |
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ゴールデンクロス・デッドクロスで勝率アップを狙おう!
・ゴールデンクロスは 上昇のサイン 、デッドクロスは 下落のサイン
・シンプルでサインを見つけやすいため多くのトレーダーに使われている
・複数のインジケーターを組み合わせれば予測の精度がアップする
ストキャスのゴールデンクロス順張りサインツール|アラート搭載
ストキャスティクス「%K」が「%D」を上抜けたことによって発生するゴールデンクロス、「%K」が「%D」を上抜けたことによって発生するデッドクロスは、移動平均線のクロスと同じように売買のシグナルとして用いられます。ベーシックなストキャスティクスのパラメーター「5:3:3」ではゴールデンクロスとデッドクロスが頻出しすぎてしまい、売買根拠として弱いことも。おすすめのパラメーター、ダマシ回避法も合わせて解説します。
ストキャスがゴールデンクロス/デッドクロスした時に順張りサインを出すサインツールを無料配布します
「Saikix-Sto-Cross.ex4」はストキャスティクス%Kと%Dのゴールデンクロス/デットクロスで順張り矢印サインを出すインジケーターです。
ストキャスティクスとは…オシレーター系の代表的なテクニカル指標の1つです。ストキャスティクスの種類は、反応度が高い「ファストストキャスティクス」(%K・%D)と反応度が遅い「スローストキャスティクス」(SLOW%D)の3つから成り立っています。
ストキャスティクスは1950年代にジョージ・レインが開発しました。RSIが1978年、CCIが1980年に作成されたことが考えるとだいぶ古株のインジケーターです。
%K=(現在値-N日間の最安値)÷(N日間の最高値-N日間の最安値)
%D=%Kの3日平均
スロー%D=%Dの3日移動平均
ストキャスティクスのゴールデンクロスとは…「%K」が「%D」を上抜けた状態
ストキャスティクスのデッドクロスとは…「%K」が「%D」を下抜けた状態
ストキャスティクスの「買いシグナル」「売りシグナル」として、20以下、80以上が買われ過ぎ売られ過ぎがよく用いられますが、「%K」と「%D」のゴールデンクロス、デッドクロスも同じように売買シグナルに用いられます。
「Saikix-Sto-Cross.ex4」単体ではシグナルが表示されるだけで、ストキャスティクス自体を表示したい場合はご自身で別途追加していただく必要があります。
ストキャスティクスはMT4に標準搭載されているインジケーターで、別途カスタムインジケーターをダウンロードしなくてもそのまま表示させることができます。
右上メニューバー「挿入」→「インディケーター」→「トレンド」→「stochastic oscillator」を選択し、導入完了
- ストキャス20ライン以下のゴールデンクロス、80以上のデッドクロスのみサインとして信頼する
- ボックスレンジ相場でのみサインとして信頼する
逆にストキャスクロスのダマシ回避法としておすすめできないのが、MACD、RSIなどを併用することでダマシを回避する方法です。オシレーターは、ローソク足3本程度のズレはあれど、ほぼ同じような動きをします。「ストキャスがダマシになりやすい相場=MACDもダマシにあいやすい相場」であるためフィルターとしての役割を果たしてくれないのです。
「Saikix-Sto-Cross.ex4」は矢印型のインジケーターなので使い方は、基本矢印に従うだけです。 エントリー補助用/検証用/目安としてご利用ください。
サインを出現させるストキャスティクスの%K、%D、スローイングの数値はカスタマイズできます。
ストキャスティクスのゴールデンクロス、デッドクロスを見るときのおすすめのパラメーターは62:9:3で算出の時にEMAを用いることです。
ストキャスティクスは、計算式の中で平均化の処理を行なっています。その算出する時に使う移動平均の種類を自由に選ぶことができるようにしています。マニアックな機能ですが、ぜひMQL4を学ばれている方、インジケーター愛好家の方などにお使いいただければと思います。
アラート設定をオンにしていただくと、%Kが%Dを上抜けた時(ゴールデンクロス時)に買いアラート、%Kが%Dを下抜けた時に売りアラートが出ます。
一般的によく使われるストキャスのパラメーター「5.3.3」や「9.3.3」ではサイン頻度としてかなり多いことがわかると思います
プラチナ&パラジウム週刊レポート
プラチナ市場調査分析とプラチナ投資のインサイトを提供する国際機関「World Platinum Investment Council(WPIC)」は、週刊レポート(2022/6/13号)を発表しました。
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このコラムの著者
日本貴金属マーケット協会(Japan Bullion Market Association 以下 JBMA)は貴金属マーケットの普及と振興に関する活動を行い、マーケットの発展と新たな未来を創造します。
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ストキャスティクスの意味と使い方、売買シグナル、相性の良いテクニカル指標
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ストキャスティクス は、相場が買われすぎか、もしくは売られすぎかを判断できる テクニカル指標 です。
ストキャスティクスは RSI と並び人気が高いですが、RSIが買いゾーンや売りゾーンで判断するのに対し、ストキャスティクスは 2本の線の比較で相対的に売買シグナルを判断 するのが特徴です。
この記事では、 ストキャスティクスの意味と計算式、ストキャスティクスの使い方と売買シグナル について説明します。
ストキャスティクスの意味と計算式
ストキャスティクスは、1950年代にアメリカの ジョージ・レーンが考案したテクニカル指標 です。
ストキャスティクスでは現在の 相場水準 ストキャスティクス を把握でき、ボリンジャーバンドを考案したジョン・ボリンジャーはストキャスティクスを 「スイスの万能ナイフのようだ」 と絶賛するほど、様々な局面で役に立ちます。
ストキャスティクスでわかるのは、 相場の買われすぎや売られすぎ です。
現在の価格が、一定期間の高値・安値と比較して どの位置にあるか を計算し、買われすぎだと100%、売られすぎだと0%に近づきます。
ストキャスティクスは、 「%K」 ・ 「%D」 ・ 「Slow%D」 の3本の線で構成されます。
つまり、%Kの 単純移動平均 を示し、%Dは%Kよりもなだらかな線となります。
ストキャスティクスの使い方と売買シグナル
ストキャスティクスには3本の線がありますが、通常はそのうち2本を用い、 2本がクロスするタイミングを見るのが一般的 です。
もしくは、 1本のみの線を利用 する方法もあります。
最初は、ストキャスティクスの使い方に慣れるため、 %Kまたは%Dの1本のみ を使うのも良いでしょう。
1本のみの使い方は、ラインが80%を下回った時に売り注文、20%を上回った時に買い注文をするという シンプル な方法です。
これは、 「スパイクトップ」 と呼ばれることもあり、考案者のジョージ・レーンも推奨する方法です。
この方法だけでは精度を欠くため、 他の売買シグナルと併用する ストキャスティクス 必要があります。
次に、2本の線を使う場合は、%Kと%Dを組み合わせる 「ファストストキャスティスク」 と、%DとSlow%Dを組み合わせる 「スローストキャスティクス」 があります。
具体的なストキャスティクスの使い方は、 2本の線がクロスするタイミングで売買シグナルを発見 する方法です。
まずは自分で エッジバンド を定め、例えば70%と30%と仮定すると、70%より上だと買われすぎ、30%より下だと売られすぎの状態となります。
エッジバンドの幅は、時間足や通貨ペア、相場の過熱度などにより異なるため、 状況に応じて上下に調整 すると良いでしょう。
価格と指標が逆行している状態を 「ダイバージェンス」 と呼びますが、ストキャスティクスでダイバージェンスを発見することが可能です。
ダイバージェンスに似た方法で、ジョージ・レーンが提唱する 「ガービッジトップ」 という方法もあります。
これは、エッジバンドの上もしくは下で、 2本の線が2度下回るもしくは上回る時 を指します。
このように、ストキャスティクスは主に買われすぎや売られすぎのタイミングで、 逆張り として機能しますが、欠点もあります。
そのため、ストキャスティクス単体で活用するのではなく、 トレンド系など他のテクニカル指標と併用 するのがおすすめです。
- ストキャスティクスは、相場が買われすぎか、それとも売られすぎかを判断できるテクニカル指標
- ストキャスティクスには%K・%D・Slow%Dの3本の線があり、そのうち2本がクロスするタイミングで売買シグナルを探るなどの使い方がある
- ストキャスティクスでダイバージェンスを見極めるなどの方法を使うとより勝率が高まる
ストキャスティクス は、相場が買われすぎか、売られすぎかを判断できる テクニカル指標 で、相場の過熱度を知ることができます。
アメリカのジョージ・レーンが考案したストキャスティクスは、世界中のトレーダーが好んで用い、主に 逆張り で売買シグナルをとらえます。
ストキャスティクスには、短期オシレーターの%K、中期オシレーターの%D、長期オシレーターのSlow%Dの 3本の線 で構成されます。
そのうち、%Kと%Dを用いたファストストキャスティクス、もしくは%DとSlow%Dを用いたスローストキャスティクスで、2本の線がクロスするタイミングで 売買シグナルを探る使い方 が一般的です。
その他にも、価格と指標が逆行した状態を利用するダイバージェンスや、ジョージ・レーンが提唱する1本のみの線を利用したスパイクトップ、2本の線が2度下回るもしくは上回る現象を利用したガービッジトップなど、ストキャスティクスの 利用方法 はたくさんあります。
ストキャスティクス(Stoch)とは何か?%K、%Dって何?分かりやすく解説
知っておくと便利な株用語
ストキャスティクス(Stoch)とは?
ストキャスティクスとは逆張り指標のこと
ストキャスティクスとは 一定期間の価格範囲と終値の位置との比較で相場の行き過ぎを推測する 逆張り指標のことです。
赤い線と青い線は何?
このうち、赤い線は %K というもので、青い線は %D というものです。
%Kとは何か?
%K=(現在の株価− 一定 いってい の期間での安値)÷(一定期間における高値-安値)
画像で示しているように%Kは 現在の株価が過去の一定期間の値幅の何%部分に位置するか ということを示しています。言葉では分かりづらいかもしれませんが、上の図を見れば意外と簡単に理解できると思います。
%Dとは何か?
次に%D についてですが%D は%Kを3日平均したものです。3日平均することで、%Kよりも少し遅れて動くようになります。
ストキャスティクスから何が分かる?
ストキャスティクスを見ることで 株の買い時と売り時を判断することができます。 ただ、最初に逆張り指標とお伝えしたように買い時を判断する意味合いが強いです。
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