FX初心者スレ

ブロックチェーンが社会を変える

ブロックチェーンが社会を変える
井本さん:
実は、 「ブロックチェーン」のメリットは1つしかありません。「信用」という概念を検証可能な状態にできること です。

Web3へ社会を変える、ブロックチェーン新規事業のエンジニアWanted!

▍ガイアックススタートアップスタジオとは
ガイアックスは、まだ見ぬ若い才能・情熱・志へ投資し、起業家を連続的に輩出するスタートアップスタジオです。
ハリウッドの映画スタジオが世界的大作を連続して作り上げるように、社内外から集まった事業アイディアに対し、各分野のプロフェッショナルが適切なサポートを提供することで、社会の既成概念を塗り替える革新的な事業を次々と生み出しています。
https://www.gaiax.co.jp/business-model/

▍投資・支援する事業領域
ミッション「人と人をつなげる」のもと、下記3領域への投資・支援に注力しています。
-生活者同士の情報や感情を共有できるソーシャルメディア領域
-モノや時間を共有できるシェアリングエコノミー領域
-上記2領域を支える「自律的な個人」を育む組織をつくるワークスタイル領域
(事業・投資先一覧:https://www.gaiax.co.jp/portfolio/)

▍若手起業家を多数輩出するエコシステム
ガイアックス卒業生の創業・経営企業に加え、社外のスタートアップへも積極的に投資・支援しており、これまで複数社が株式上場(IPO)に至っています。
20代の若手が経営者になるケースがほとんどで、キャリアの積み重ねを待たずして数多くのメンバーが入社後数年で起業家として活躍しています。
-上場企業例:adish、Photosynth、AppBank

また、申請した社内事業チームが事業部を分社独立できる制度「カーブアウトオプション制度」を活用することで、既存事業部は事業のオーナーシップをより高く持つことが可能です。
経営スピードが格段に上昇した結果、数多くの事業が急成長し、数社が上場するにまで至っています。
-カーブアウト企業例:adish、AppBank、TRUSTDOCK、EDGE、SAIRU

▍若手事業リーダー / ガイアックス卒業生のインタビュー記事
❐【ガイアックス】チームで丸ごと起業もOK? 卒業後も関係性が続くガイアックス経済圏
https://3rd-door.net/2021/11/28/themafia05/

なぜやるのか

ガイアックスのミッションは、「Empowering the people to connect 〜人と人をつなげる」です。

どうやっているのか

❐起業力を底上げするスタジオ支援
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
入社後すぐから多種多様な新規事業の支援に携わるため、ベンチャーキャピタルやコンサルティング企業とは異なり、実際に事業づくりをコアメンバーとして経験することができます。
事業推進に必要なスキルを現場で身につけることで、将来的に起業する際に必須となる能力やマインドを養いながら起業家を目指すメンバーも少なくありません。

また、年次に問わず、起業した直後からスタートアップスタジオの支援をフル活用いただけます。
起業準備フェーズや起業して間もない段階にあたる超シード期より、資金調達はもちろん、事業開発、エンジニアリング、バックオフィス、起業家向けコーチングなど、各領域のプロフェッショナルによる起業支援を受けることが可能です。
資金集めが最も困難なフェーズからサポートを受けられるため、起業家は最小限のリスクで事業づくりに専念することができます。

❐社内事業の分社独立制度「カーブアウトオプション制度」
https://www.gaiax.co.jp/business-model/carveout-option/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
申請した事業チームが事業部を分社独立できる制度です。
ストックオプションを最大50%発行し、事業部の経営陣やメンバーに付与します。
さらに、議決権の行使や第三者からの資金調達はもちろん、給与に加えて配当を実施するかの決定に至るまで、事業経営に関する全ての判断を事業メンバー側で行えます。

❐起業家精神に火をつけるコミュニティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
従来の組織よりもコミュニティに近いガイアックスでは、若手起業家やスタートアップに携わるメンバーたちの交流が盛んです。
スタジオ内では、集まった起業家同士で互いのビジョンや挑戦を話し合う機会も多く、常に周囲と刺激を与え合いながら事業へ向き合うことができます。

こんなことやります

ガイアックスが運営しているBlockchain Biz Community(https://gaiax-blockchain.com/)では、ブロックチェーンを学び活用したいファウンダーやエンジニアに対して学びの場を提供しています。

■仕事内容
・ガイアックス内で立ち上がったブロックチェーンを用いた新規事業の開発・
・ガイアックスが投資したブロックチェーン事業の開発支援
・他社から委託を受けた案件の開発

■技術スタック
【Web】
フロントエンド
フレームワーク: Next.js
言語: TypeScript
CSSライブラリ: MaterialUI
インフラ: AWSなど
バックエンド
フレームワーク: Ruby on Rails
言語: Ruby
クエリ言語: GraphQL
DB: MySQL
セッション管理: redis
インフラ: AWS

【ネイティブアプリ】
フレームワーク:Flutter
言語:Dart
バックエンドにFirebaseを利用する場合あり

■歓迎スキル/経験
・プログラミングに興味があり、なんらかの言語を勉強していること
・ブロックチェーンに対する関心
・起業 / 新規事業に対する関心

■求める人物像
・起業やスタートアップに関心が高く、自分の技術力でゼロから事業を成功させたいと考えている方
・組織やチームに、ノウハウや知識を蓄積していくことにやりがいを感じており、競争よりも共有に関心が高い方

ブロックチェーンとは? 概念を変える本当の理解 と革新的なサービス活用

井本さん,スタンダードトランザクション

中学卒業後渡米。カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校卒業(会計学専攻)。
FXCM サンフランシスコ支社を経て、シティグループ証券株式会社へ入社。
エクイティ本部にて、国内外株式デリバティブやデルタ1商品のトレーディングや営業を担当し、大手銀行や投信会社、保険会社の資産運用を支援する。
イーサリアムのDAOに感銘を受け、ブロックチェーンを独力で学ぶ
2015年前半からビットコインのマイニングをアイスランドのエンジニアに向けてクラウドファンディングし、2017年からのビットコインブーム以前から知識を実務ベースで身につける。
2017年シティグループを退社し、同年10月スタンダードトランザクション株式会社を起業。
2020年 シンガポールの雑誌APAC Entrepreneurにて「最も影響力のある日本人事業家トップ20」に選出。
2021年 金融技術を提供する非営利財団、日本金融財団の代表理事就任

きっかけは「DAO(自立分散型組織)」との出会い

DAO,自立分散型組織

井本さん:
私が「ブロックチェーン」の良さに気づいたのは2015年ですね。2008年にサトシ・ナカモト氏によって「ビットコイン(Bitcoin)」の仕組みが発表され、実稼働したのが2009年です。

それが、 2016年にDAO(ダオ:Decentralized Autonomous Organization)=自立分散型組織というモノができた んです。

「ブロックチェーンで、組織ができるのか?」と調べ始めました。そして当時、自分なりに解釈すると、 『インターネット(ネットワークという概念)さえあれば、必ず潰れない組織ができる』 という事が分かり、衝撃を受けました!

井本さん,ソウグウ,so-gud,So-gúd

井本さん:
まず「ブロックチェーン」に興味が湧いて、『コレは世の中変わるぞ』と確信しました。じゃあ自分では何ができるだろうかと…

井本さん:
まぁその反応は正しいですよね。イノベーター理論でいう、初めにサービスを採用する「イノベーター」層が全体の2.5%です。

井本さん:
ベンチャーの収益化というのは10年掛かりだと思っているのですが、 「ブロックチェーン」が大きな動きを見せるのは2022年~2024年だと予測 しています。

ビットコイン値上がりの要因はイーロン・マスクではなく「NFT」なワケ

NFT,非代替性トークン

井本さん:
今回の仮想通貨の値上がりは、イーロン・マスクがきっかけと言われてますが、認知のきっかけはそうであったとしても、 実質的な大きな要因となったのは「NFT(Non-Fungible Token)」 ブロックチェーンが社会を変える です。

“ 世界共通で認識された ” ということが一般化のきっかけだったり、イノベーションだったりする んです。

その1つが、 データの真生性がブロックチェーンの中に内包され、信用リスクが排除される仕組みができること (円が円であるとか、事務作業そのものがブロックチェーン内で完結しているなど)。

もう1つが、 暗号技術の発展です。プライバシーが守られている状態なのに公開した状態で暗号処理が行える「準同型暗号」。 誰が何をしたかは守られているのにもかかわらず、真意や不正にの透明性があり、その取引が偽りではないことを公に証明できます。

しかし、 「準同型暗号」が発展すれば、誰が何をやっているかはわからないが、取引に偽りがないことだけを証明できるようになる わけです(かつ、コンプライアンスが効いている状態も重要)。

「ブロックチェーン」とは、技術ではなく “状態”

井本さん:
まず先に、 「日本ブロックチェーン協会」が提唱している「ブロックチェーン」の定義 をお伝えすると、以下のとおりです。

ブロックチェーンの定義

<狭義>
ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装をブロックチェーンと呼ぶ。 引用元:「日本ブロックチェーン協会」

井本さん:
そして、 私が「ブロックチェーン」を純粋に再定義したもの が以下です。

井本さん,スタンダードトランザクション

井本さん:
仮に「ブロックチェーン」は分散型台帳技術だと定義付けてしまうと、分散型じゃないと「ブロックチェーン」とは言えなくなってしまいますよね。

井本さん:
そのとおりです。じゃあ「分散型台帳」は何かというと、以下のとおりです。

分散型台帳「DLT」とは

分散型台帳技術「DLT(Distributed Ledger Technology)」とは、異なる場所と権限で台帳が複数ある仕組みのこと。つまり、インターネット上の参加が同じ台帳を共有したり、管理したりすることができる。

2つの特徴
1. 一部が機能しなくても問題ない
2. コピーをもらうとき偽りのデータがわかる

では なぜ分散型台帳に「ブロックチェーン」を使用するのかというと、「個人のモノ」でもあり「みんなのモノ」でもあるという状態をつくる事ができるから です。

「ブロックチェーン」のメリットは1つ?

金融の信用

井本さん:
実は、 「ブロックチェーン」のメリットは1つしかありません。「信用」という概念を検証可能な状態にできること です。

「信用」がなければ金融は動きませんし、「信用」は資本力、歴史、組織すべてに作用します。そして、 「信用」には莫大なコストがかかっている んですよ。

井本さん:
例えば、ある銀行で支店がひとつ閉店したら、不安になりませんか?「あの銀行、大丈夫かな?」ってなりますよね汗

井本さん:
そのとおりです!だからこそ 「ブロックチェーン」が革新的だと言われる大きなポイントは、「信用を検証できる」という点 なんです。

井本さん:
これはシンプルに、「ブロックチェーン」は数字を使って信用を検証可能にしています。

未来への革新的な活用とは

オンラインバンク

井本さん:
では、オンラインバンキングの話をします。オンラインバンキングは、PCやスマホで簡単に入出金できますよね。

井本さん:
そうなんです。これを可能にするサービスが弊社の フィンテック事業で展開する「xSTプロトコル」 です。

この決済システムが活用されることによって生まれるメリットが、最終的に 企業のコスト削減分を「個人」の資産に還元できるようになる 点です。

20代から70歳まで、ひと月3回~5回銀行振込をして、平均生活費とされる16万8千円をクレジットカード決済か銀行振込で使用するだけで、 1人あたり7,600万円還元 できるんですよ。

井本さん:
これは 投資ではなく、今までかかっていた銀行への振込み手数料を還元するだけでこれだけの現金を還元できる という事です。

井本さん:
もうすぐリリースになるサービスが、 「Xi プロジェクト」という出稼ぎ労働者支援プロジェクト です。

井本さん:
もちろん フィンテックだけでなく、信用・確認が必要な時に「ブロックチェーン」が有効 です。

現在、農家とも進めていますが、 ブロックチェーンを「カーボンオフセット」に活用することもできる という事です。
(カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方)

ビットコイン・暗号資産の衝撃。仮想と現実をつなぐ「ブロックチェーン技術」が拓く未来 -- 追手門学院大学のニュース発信サイト「OTEMON VIEW」に掲載

【ポイント】
■ビットコインの衝撃とブロックチェーン革命
○ビットコインを支える「ブロックチェーン技術」とは?
○ブロックチェーンが起こした革命
■ブロックチェーンとスマートコントラクトの融合
○19歳の天才がもたらした大きな転機
■ブロックチェーンのビジネスへの適用
○サプライチェーン・レジリエンスにおける優位性
○企業によるブロックチェーン活用の実例
■ブロックチェーンが起こした技術革新でアートや暮らしも変わる!?

●「OTEMON VIEW」
学校法人追手門学院が大学公式ホームページに開設している特設サイト。「ニュースの面白さは、見方次第。」をコンセプトに、日々移り変わる世の中の出来事を同大の教員らが教育・研究成果などの専門的知見に基づいて読み解いた記事を掲載している。
・URL: リンク


▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
谷ノ内・仲西
住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
TEL:072-641-9590
メール:[email protected]

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お金の未来―ブロックチェーン革命が通貨の常識を変える―

お金の未来―ブロックチェーン革命が通貨の常識を変える―

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  • キーワードは仮想通貨とブロックチェーン
  • ブロックチェーン技術の活用方法とは?
  • 金融商品や不動産もすべてデータ化される

キーワードは仮想通貨とブロックチェーン

未来想像WEBマガジン

ビットコインやイーサリアムなど、2017年頃に人気が過熱した仮想通貨。欧米では、Virtual Currency、Crypto Currencyと呼ばれており、金融庁は暗号資産という呼び方を推奨しています。2017年当時は投機対象として認知され、実際の決済手段としては、あまり普及しなかった仮想通貨ですが、2020年代に入ると実用性が社会に認められ、再び息を吹き返すと朝倉さんは考えます。

未来想像WEBマガジン

ブロックチェーン技術の活用方法とは?

金融商品や不動産もすべてデータ化される

金融商品や不動産もすべてデータ化される

今から10年後、2030年の「お金」の未来像を朝倉さんはこう予想します。
・商取引は完全にキャッシュレスになっていて、レジでお金を払う光景はもちろん、スマホを端末にかざす光景も見られない。
・金融商品や不動産など高額な商品もすべてデータ化され、ブロックチェーン技術によって安全性が保証された単一市場で取引されている。
・デジタル化された通貨は、国境を越えて世界中を駆け巡り、資産運用のファンドマネジャーはAIが務めている。
もはや想像するのも難しい世界・・・・・・。10年後には、お金が持つ意味も変わっていそうです。

お金とは何か? ブロックチェーンとは何か? 未来の社会でも通用する価値とは何か?今こそゆっくり考えてみる意味がありそうです。

<この人に聞きました>

未来想像WEBマガジン

モーニングスター株式会社 代表取締役社長
朝倉智也さん ブロックチェーンが社会を変える
1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、95年米国イリノイ大学経営学修士号 (MBA)取得。同年、ソフトバンク株式会社財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立、および上場準備を担当。98年モーニングスター株式会社設立に参画し、2004年より現職。 第三者投信評価機関の代表として、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努めている。『30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと』(ダイヤモンド社)、 『低迷相場でも負けない資産運用の新セオリー』(朝日新聞出版)、『お金の未来年表』(SB新書)など著書多数。

<ライタープロフィール>

丸茂 健一

丸茂 健一
編集者・ライター。1973年生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、旅行雑誌編集部勤務を経て、広告制作会社で教育系・企業系の媒体制作を手がける。2010年に独立し、株式会社ミニマルを設立。ビジネス全般、大学教育、海外旅行の取材が多い。

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ブロックチェーンが社会や市場を変える ブロックチェーン技術におけるスマートコントラクトの概念とNFTの価値とは

ブロックチェーン技術を理解するうえで、その概念となるのが「スマートコントラクト」と呼ばれるものです。スマートコントラクトは、あらかじめ規定されたルールに従って行われるブロックチェーン上でのトランザクション(取引)や、外部情報をトリガーにして実行されるプログラムを指します。この"スマート"には自動的に実行されるという意味があり、スマートコントラクト=契約の自動化には、事前定義から決済に至るまで、一連の契約のスムーズな検証、執行、実行、交渉が狙いとしてあります。
提唱者のNick Szabo(ニック・スザボ)は、自動販売機を例に挙げて説明しております(図2)。自動販売機はスマートコントラクトの「契約の事前定義→条件入力→履行→決済」という一連の流れを全て自動化している点で分かりやすい例であり、これがいずれデジタルに制御されるさまざまな情報や資産に関わるプログラム実行への適用可能性があると示唆されていました。このスマートコントラクトのメリットとしては、仲介者(第三者)を介在しない「信頼性」や、取引の記録がブロックチェーン上で公開される「透明性」、手数料不要や手続きの時間短縮による「コスト削減」などが挙げられます。
ブロックチェーンとスマートコントラクトには、DAO(=Decentralized Autonomous Organization)という共通の思想があります。DAOは、中央の管理者をもたないネットワーク型組織のことで、個々に自立したネットワーク参加者が自由に振る舞う中で、組織全体としての判断や意思決定、実行が自動的になされていくような組織形態です。こうしたブロックチェーンとスマートコントラクトの切っても切れない関係を理解するうえで、DAOという思想への理解は外せないでしょう。

ブロックチェーンとNFT

デジタルデータは比較的コピーが容易な分野とされてきておりますが、ブロックチェーン技術を使って唯一無二な資産価値を付与し新たな売買市場を生み出そうと注目を浴びているのがNFTです。NFT(=Non-Fungible Token)は、ブロックチェーン上で鑑定書や所有証明書を記録し、固有の価値を持たせる非代替性のデジタルトークン(デジタル権利証)のことです。
このNFTは、こうした固有性や資産性を持たせることができれば、取引が可能になります。取引内容はブロックチェーン上で公開されるので、誰にでも検証が可能であり、安全性の高い取引ができます。また、NFTは共通規格で発行・流通するため、複数のプラットフォームをまたいだデジタルコンテンツの利用を技術的に可能とするため、相互運用性が担保されます。あと、NFTは先程取り上げたスマートコントラクトを用いて実装可能なため、取引数量を制限したり、時間の経過とともに価値を上下させたりといったさまざまな機能を追加できます。
NFTが一番身近に使われはじめているのが「デジタルアート」です(図3)。その名の通り、デジタルを使って作られた芸術作品ですが、ブロックチェーン技術によってデジタルアートの偽造不可能な所有証明書を発行できるようになりました。これにより、デジタルアートに資産価値を生み出せるようになり、そのアートの所有者は誰か、所有者歴なども全て記録・確認することができます。この技術のおかげで、偽造等の無い正規のものが、オンラインのマーケットプレイス上で取引できるようになりました。

■ブロックチェーンは、取引履歴を暗号技術によって過去から一本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術である。
■スマートコントラクトは、契約のスムーズな検証、執行、実行、交渉を意図したコンピュータプロトコル(規約・手順)である。
■NFTは、ブロックチェーン上で鑑定書や所有証明書を記録し、固有の価値を持たせる非代替性のデジタルトークン(デジタル権利証)である。

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